まず30秒で判定|あなたに合うメンズ ヘアオイルは3タイプ
メンズ ヘアオイルは種類が多く、人気だけで選ぶと「髪がペタッとつぶれた」「思ったよりまとまらない」と失敗しがちです。そこで最初に、香りやブランド名ではなく、自分の髪と目的から候補を絞ります。判定は、洗って乾かし、整髪料をつけていない素の髪で行ってください。
見るのは3点です。1つ目は、乾かすと根元がつぶれやすいか、それとも横に広がりやすいか。2つ目は、夜の洗い流さないケアに使いたいのか、朝のスタイリングに使いたいのか。3つ目は、香り・少量サイズ・店頭で買えるかのどれを優先するか。この3点から、あなたを「軽いケア型」「まとまり・束感型」「香りとマルチ用途型」のどれかに分けます。美容の世界で言う「軟毛」は細くてつぶれやすい髪、「剛毛」は太くて広がりやすい髪のことです。この記事では髪質の名前を覚える必要はなく、乾かしたときの見た目で判断していきます。
乾かした髪が「つぶれる」か「広がる」かを見る
最初の軸は、乾かしたあとの髪がどう動くかです。判定はドライヤーで根元まで乾かした直後に行います。前髪や頭頂部の根元がぺたんと寝てボリュームが出にくいなら、細くてつぶれやすいタイプです。逆に、時間が経つと横や上に広がってまとまりにくいなら、太くて広がりやすいタイプです。
細くつぶれやすい髪には、さらっと軽いテクスチャーのオイルが候補になります。重いオイルを根元近くにつけると、さらにボリュームが落ちやすいためです。太くて広がる髪には、しっとりした重めのオイルがまとまりを出しやすくなります。ただし仕上がりの感じ方には個人差があるため、あくまで出発点として考えてください。
夜のケアと朝のセット、先に目的を1つ決める
次に、いつ使いたいのかを決めます。ヘアオイルには大きく2つの使い道があります。ひとつは、お風呂上がりのタオルドライ後につける「アウトバストリートメント(洗い流さないケア)」です。もうひとつは、朝の乾いた髪にツヤや束感を足すスタイリング用です。
今回紹介するオイルの多くは両方に使えますが、初めての1本は、自分が一番よく使う場面を先に1つ決めておくと選びやすくなります。夜のケアを重視するなら、髪の水分・油分を補い保つことを主目的にした軽めから中間の質感を。朝のセットを重視するなら、毛先の動きやツヤを作りやすいものを軸にすると、買ってから「思っていた用途と違った」という失敗を減らせます。
香り・試しやすさ・買いやすさで最後の1本に絞る
最後は、失敗したときの損を小さくする視点で1本に絞ります。見るのは、香りの有無と方向性、30〜50mLの少量サイズがあるか、そしてドラッグストア・ロフト・ハンズ・サロン・公式通販のどこで買えるかです。香りが苦手な人や、香水と香りをぶつけたくない人は無香料を選べる商品が安心です。
少量サイズがあれば、合わなかったときに使い切れずに捨てる不安が減ります。店頭で試せる商品なら、テクスチャーや香りを買う前に確かめられます。なお、香りつきのオイルを使いたい人で、香水も一緒に楽しみたい場合は、香りの方向性がぶつからないかも気にしておくとよいでしょう。香水側の選び方はメンズ香水おすすめ4選|初心者が失敗しない選び方でまとめています。
メンズ ヘアオイルおすすめ6選を目的別に比較
ここからは、初めての1本に選びやすい定番6商品を目的別に紹介します。いずれも長く販売が続いており、香りや仕上がりの方向性がはっきりしていて、初心者でも違いが分かりやすいものを選びました。今回の6商品はすべて化粧品で、髪の水分・油分を補い保ち、髪型を整え保持することを目的としたものです。育毛やくせ毛の矯正といった効果をうたうものではありません。
価格はいずれも2026年8月時点の各ブランド公式の税込価格です。順位や「最強」は付けず、どんな髪・目的の人に向くかで並べます。まずは前の章で決めた3タイプと照らし合わせながら、下の表で候補を1〜2本に絞ってみてください。
| 商品名 | 向くタイプ | 参考価格(2026年8月時点) | 主な入手先 |
|---|---|---|---|
| LIPPS ベーススタイリングオイル | 軽いケア型 | 100mL 2,420円 | 公式通販・ロフト・ハンズ・ドラッグストア |
| N. ポリッシュオイル | 軽いケア型/まとまり型 | 30mL 1,320円/150mL 3,740円 | 美容室・通販(サロン専売) |
| N. ポリッシュオイル SC | まとまり・束感型 | 150mL 3,740円 | 美容室・通販(サロン専売) |
| track オイル No.3 | まとまり・束感型 | 90mL 4,620円 | 公式通販・サロン |
| プロミルオイル | 香り・マルチ用途型 | 50mL 1,980円/150mL 3,300円 | 通販・サロン |
| オーセンティック オイル(Davines) | 香り・マルチ用途型 | 140mL 6,380円 | 公式通販・百貨店・サロン |
香りや仕上がりの感じ方には個人差があります。表はあくまで出発点として、気になった商品は少量サイズや店頭で試してから決めてください。
価格は容量あたりで見比べる
本体価格が安くても、容量が小さければ割高になることがあります。初めての1本は「使い切れるか」を優先し、慣れてきたら容量あたりの価格で選ぶと無駄が出にくくなります。
軽い仕上がりと使いやすさを優先する2本
さらっとした軽い仕上がりを求める人には、LIPPS ベーススタイリングオイルとN. ポリッシュオイルが候補になります。LIPPS ベーススタイリングオイルは100mLで2,420円(税込)。無香料やアップルグリーン&ローズなど香りを選べ、ワックスの前のベース作りにも使いやすいのが特徴です。ロフトやハンズ、ドラッグストアなど店頭で探しやすく、初めてでも手に取りやすい1本です。
N. ポリッシュオイルは、しっとりウェットな質感が持ち味ですが、量を控えれば軽い使い方もできます。30mLで1,320円のお試しサイズがあるため、いきなり大きいサイズを買う不安を抑えられます。まずは軽さと試しやすさで比べてみてください。
束感・ウェット感を作りたい人の2本
毛先に濡れたようなツヤや束感を作りたい人には、N. ポリッシュオイル SCとtrack オイル No.3が向きます。N. ポリッシュオイル SCは150mLで3,740円(税込)。定番のポリッシュオイルと仕上がりの方向は近く、セージ&クローブのウッディ系の香りが違いです。香りの好みで定番品と選び分けられます。
track オイル No.3は90mLで4,620円(税込)。しっとりした束感とシトラスフローラルの香りが特徴で、髪だけでなく顔や体にも使えるマルチオイルです。どちらも重めの仕上がりなので、太くて広がりやすい髪のまとまりづくりに向いています。つけすぎるとベタつきやすいので、少量から試してください。
髪以外にも使えるマルチ用途重視の2本
髪だけでなく肌やボディにも使いたい人には、プロミルオイルとオーセンティック オイルが候補です。プロミルオイルは50mLで1,980円(税込)。さらっとなじむ全身用オイルで、50mLから試せるため初めての人でも取り入れやすい価格帯です。150mLは3,300円(税込)で、使い慣れてからの詰め替え先として選べます。
オーセンティック オイル(Davines)は140mLで6,380円(税込)と価格は高めですが、植物由来99%で髪・肌・ボディに使えるマルチオイルです。しっとりした束感が作れて香りも楽しめるため、価格差は香りとマルチ用途、使用感で納得できるかで判断するとよいでしょう。1本で何役もこなしたい人に向いています。
人気より髪質と仕上がりで選ぶと失敗しにくい
商品が絞れてきたら、最後は自分の髪質と仕上がりで選び直します。人気があるかどうかは候補を見つける入り口としては便利ですが、それだけで決めると「人気だけど自分の髪には重すぎた」という失敗が起きがちです。ここでは前の比較表を使いながら、細くつぶれやすい髪、太く広がりやすい髪、くせ毛やパーマで動きを残したい髪の3つに分けて考えます。
あわせて、オイルと似た整髪料との違いも押さえておきましょう。ヘアバームは固形に近く、油分が多めで束感を作りやすいのが特徴です。ヘアグリースは水分が多く、ツヤと固定力を出しやすいタイプです。しっかり形を固定したいなら、オイルだけで解決しようとせず、ワックスやバームを組み合わせる方が近道になることもあります。
細くてペタッとする髪は軽さを優先
細くてつぶれやすい髪は、軽いテクスチャーのオイルを少量から使うのが基本です。重いオイルを多めにつけると、根元が寝てボリュームが出にくくなります。まずはLIPPS ベーススタイリングオイルのような軽めのものを選び、1回量を少なめにして毛先を中心になじませます。
根元や頭頂部にはつけず、中間から毛先だけにとどめると、ぺたんとしにくくなります。N. ポリッシュオイルを使いたい場合も、30mLの少量サイズで、ごく少量から試すのがおすすめです。足りなければ少しずつ足せますが、一度つけすぎると洗い直すしかありません。軽さと量のコントロールを最優先に考えてください。
太くて広がる髪はまとまりと束感を優先
太くて広がりやすい髪は、しっとりした重めのオイルでまとまりと束感を作ると扱いやすくなります。候補はN. ポリッシュオイルやN. ポリッシュオイル SC、track オイル No.3、オーセンティック オイルです。仕上がりの重さと香り、そして予算で選び分けてください。
ただし、広がるからといって多くつけすぎると、今度はベタついて重たい印象になります。手のひらと指の間までしっかり広げてから、髪の表面ではなく内側からなじませるのがコツです。足りないと感じたら少量ずつ足し、つけすぎとまとまりのちょうどよい境界を、自分の髪量で見つけていきましょう。
くせ毛・パーマは動きを消さない量から試す
くせ毛やパーマで動きを残したい髪は、その動きを消さない少量から試すのが基本です。毛先を中心につけ、根元はふんわりさせておくと、カールやウェーブが重さでだれるのを防げます。オイルは髪をまとめやすくし、広がりを抑えて見せるのに役立ちますが、くせそのものを伸ばしたり治したりするものではありません。
しっかり動きを固定したい場合は、オイルだけに頼らず、ワックスやバームを重ねる方がまとまります。まずはオイルを少量なじませて全体を落ち着かせ、動きが足りない部分にだけワックスを足す、という順番を試してみてください。
ベタつかせない量と順番|夜のケア・朝のセット別
ヘアオイルで一番多い失敗が「つけすぎてベタついた」です。これは、1回量を多くしすぎることと、根元や頭皮につけてしまうことが主な原因です。防ぐ考え方はシンプルで、少量を手のひら全体と指の間までよく広げ、根元と頭皮を避けて中間から毛先になじませ、足りなければ少しずつ足す、という順番を守ることです。
1回量の絶対値は容器の吐出量や髪量で変わるため、断定はできません。ここでは夜のケアと朝のセットに分けて、つける順番と量の考え方を整理します。
頭皮にはつけない
頭皮への使用は、公式に頭皮使用を認めている商品以外では勧めません。オイルは頭皮の毛穴詰まりやベタつきの原因になることがあるためです。基本は根元と頭皮を避け、中間から毛先に使ってください。
夜はタオルドライ後、毛先からなじませて乾かす
夜のケアで使うときは、順番が仕上がりを左右します。まず、お風呂上がりにタオルで髪の水気をしっかり取ります。次に、少量を手のひらと指の間に広げ、中間から毛先を中心になじませます。それからドライヤーで乾かします。
N.の公式でも、アウトバスではタオルドライ後に毛先中心へなじませて乾かす使い方が案内されています。濡れた髪は摩擦で傷みやすいので、乾かす前に毛先を保護しておくと、指どおりのよい仕上がりになりやすくなります。根元は乾きにくくベタつきやすいので、オイルは避けて中間から毛先だけに使うのがポイントです。
朝は少量でツヤを足し、必要ならワックスを重ねる
朝のスタイリングで使うときは、乾いた髪にごく少量を足してツヤと毛先の動きを整えます。順番は、ヘアオイルを先になじませてから、必要に応じてワックスを重ねます。オイルで髪をまとめてから、動きや固定力が欲しい部分にワックスを足すと、全体が重くなりすぎません。
量は、手のひらに広げてから、余った分だけ表面に軽くのせる程度で十分です。前髪や顔まわりは特にベタつきが目立ちやすいので、手に残ったわずかな量を最後につける意識でいると失敗しにくくなります。ツヤを出したいからと最初から多めに取ると、一日中べたついたままになりがちです。
ショートは「1回で決めない」がベタつき防止のコツ
ショートやミディアムの人ほど、1回で量を決めず、少量から足していく使い方が向いています。目安として、LIPPS ベーススタイリングオイルの公式案内では、ショートで1〜2プッシュ、ミディアムで2〜3プッシュとされています(出典:LIPPS 公式)。ただしこれは同商品の目安で、ポンプ1回の吐出量や髪量によって変わります。
他の商品は容器のタイプが違うため、この数字をそのまま当てはめられません。どの商品でも共通するのは「まず少量→左右の毛先になじませる→足りなければ追加」という進め方です。次の使用量チェックリストを、鏡の前で試してみてください。
- まず少量(ショートは1回分、ミディアムは1〜2回分)を手に取る
- 手のひら全体と指の間まで、よく広げる
- 左右の毛先から中間へ、内側からなじませる
- 全体を見て、足りない部分にだけ少量を追加する
- 根元・頭皮・前髪の生え際にはつけない
合わないと思ったら捨てる前に3点だけ変える
買ったオイルが「なんだか合わない」と感じても、すぐに使うのをやめて捨てる必要はないことが多いです。合わないと感じる原因の多くは、オイルそのものより使い方にあります。見直すのは、量・つける位置・使うタイミングの3点です。
ここで大切なのは、3つを一度に変えないことです。まとめて変えると、何が効いたのか分からなくなります。1項目ずつ変えて、そのつど仕上がりを確かめてください。合う・合わないには個人差があることを前提に、無理なく試していきましょう。
重い・ペタッとするなら量と位置を見直す
仕上がりが重い、髪がぺたんとする、というときは、まず量を半分に減らしてみます。それでも重ければ、つける位置を毛先だけに絞ります。根元や中間まで広げていたのを毛先のみにするだけで、ずいぶん軽くなります。
あわせて、手のひらへの広げ方も見直してください。オイルが手のひらの一部にかたまったまま髪につけると、その部分だけ重くなります。手のひら全体と指の間までしっかり伸ばしてからつけると、均一になじんでベタつきにくくなります。量、位置、広げ方の順に、1つずつ変えて確かめましょう。
まとまらないなら一度に増やさず少量を足す
逆に、つけても広がりが収まらずまとまらない、というときも、いきなり量を倍にしないでください。一度に増やすとベタつきに転びやすく、ちょうどよい量を見失います。まずは毛先から少量ずつ足し、そのつど手ぐしを通してまとまり具合を確かめます。
それでも足りない場合は、次回からしっとりした重めのタイプに替えることを検討します。それでも収まらないほど広がりが強い髪は、オイルだけで抑えようとせず、ワックスやバームを重ねる方が現実的です。オイルはツヤとまとまりの補助、固定は別の整髪料、と役割を分けて考えてください。
かゆみや赤みが出たら使用を中止する
使っていて頭皮や肌にかゆみ、赤み、ヒリつきなどの異常が出た場合は、使い方の調整で続けようとせず、すぐに使用を中止してください。「使い始めだから」「好転反応だから」といった自己判断で使い続けるのは避けます。症状が続く場合や気になる場合は、皮膚科など医療機関に相談してください。
初めての商品は少量から試す
オイルは肌に直接触れるものなので、初めて使う商品は、目立たない部分で少量から試すと安心です。植物由来や天然由来をうたう商品でも、体質によっては合わないことがあります。安全を断定せず、自分の肌の反応を見ながら使ってください。
候補が絞れたら、使った人の声を確かめる
ハダレポは、メンズ美容の商品を口コミと一緒に比較できるサイトです。気になるヘアオイルの仕上がりや香りを確かめられ、使ったことがある商品があれば、あなたの感想も投稿できます。
メンズ ヘアオイルのよくある質問
最後に、メンズ ヘアオイルおすすめを探すときによく出てくる疑問に、簡潔に答えます。いずれも商品の使用上の注意や公式情報、そして個人差への配慮を前提にした考え方でまとめています。迷ったときは、前半の3タイプ判定と使用量チェックリストに戻って確かめてみてください。
毎日使っても大丈夫ですか?
多くのヘアオイルは毎日の使用を想定して作られており、髪の水分・油分を補い保つ目的で日常的に使えます。ただし、つけすぎるとベタつきや根元の重さの原因になります。毎日使う場合ほど、1回量を少なめにし、根元と頭皮を避けて中間から毛先になじませてください。頭皮や肌に異常を感じたときは使用を中止しましょう。合う頻度や量には個人差があります。
ワックスとヘアオイルはどちらを先につけますか?
一般的には、ヘアオイルを先になじませてから、必要に応じてワックスを重ねます。オイルで髪をまとめて指どおりを整えたあとに、動きや固定力が欲しい部分だけワックスを足すと、全体が重くなりすぎません。どちらも少量ずつ足すのが基本です。オイルを多くつけすぎると、あとから重ねるワックスがなじみにくくなるので、量の入れすぎに注意してください。
ヘアオイルは頭皮につけても大丈夫ですか?
頭皮への使用は、公式に頭皮使用を認めている商品以外では勧めません。多くのヘアオイルは中間から毛先に使うことを想定しており、頭皮につけるとベタつきや毛穴詰まりの原因になることがあります。基本は根元と頭皮を避け、中間から毛先になじませてください。頭皮ケアをうたう専用商品を使う場合も、記載の使い方を守り、異常が出たら中止しましょう。
パーマやくせ毛にも使えますか?
パーマやくせ毛にも使えます。毛先を中心に少量なじませると、広がりを抑えてまとまりやすく見せられます。ただし、オイルはくせやうねりそのものを伸ばしたり治したりするものではありません。動きをしっかり固定したい場合は、オイルだけに頼らず、ワックスやバームを重ねてください。カールを残したいときは、根元をふんわりさせ、毛先に少量だけ使うと動きが消えにくくなります。
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